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『生き残った者の悲しみ』 イ・ビョンホン (3)

11話.彼らは選択した/12話.彼らは待った/13話.彼らは忘れられた/14話.彼らは旅立った/15話.彼らは希望を開いた/16話.彼らは愛する方法を知った

更新が遅くなりました。この記事、長くなります。

さて、最終話まで観てしまった。
(1)で疑問のAかBかは教えて戴いたとおり、Aであることが判明した(ありがとうございます!)。
ということは、ララが中心。このドラマはララに捧げられている。
その通りの作りで、ララが死んだあと、タマシイが抜けてしまったかのようなテンポダウンと、説明、まとめに入る作りが残念な出来となってしまった。死んだあとの残務処理が長すぎると思う。最終話の1/4ほどでララが死んでしまい、残りの時間を使ってその後を描いた方が良かったと思うけど…、しかし、ドラマであることを考え合わせれば、これも仕方がないのかなぁ、と。視聴者が納得しないわけで。よくある意見として、「誰と誰がくっついたのかハッキリしてください」、「どうしてこうなったのかキチント説明してください」等々、コワモテの面々が控えているわけで…(笑)。それでお父さんが出て来てしまったわけだ。愛する方法を知るために。描かないことで厚みを増していたこのドラマの良さが、あからさまにチャミョンのバックグラウンドを出してしまうことで(お父さんのことね)、分かりやすいドラマに落ちてしまった。まさに、コワモテの面々に答えてあげたという図式だ。誰と誰がくっついたのか。それはチャミョンとディディです。なぜチャミョンは愛し方を知らなかったのか。それは父を知らなかったからです、と。

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ポリスと生き残った

ポリス ~愛と追憶の果てに~/(動画)』、まず1話だけ見ました。
すみません、キムチのように辛い感想文になってしまいそうです。

開始から、約5分後、派手なアクション(OK!)。子どもが出てきてケーキを前にして、待ってもお父さんは帰って来なかった、と言いますよね。その後に、警察官のお父さんは現場へ向かう車のなかで、同僚相手に息子の話をします。このときカメラの位置は車の外です。窓に景色が映っていましたよね。車内で撮った方がいいのじゃないかなぁ、って個人的に思いました。警光灯がまわって緊迫感のある場面なので、ひょっとして、お父さんの心情が掻き消されていくような効果を狙ったのかもしれないけれど、ちょっとぶつかる感じがします。現場へ向かう緊迫した場面と、息子への心情を語るお父さんのシットリとした場面とが、ぶつかってしまい、時間の「進む」と「戻る」が相殺してしまいました。犯人を追いかける場面で息子の話をするのはちょっと難しいかもしれないです。そして、この後、犯人と会い交えます。ところがその前に、子どもが出てきて「お父さんは帰ってこなかった」と言ってあるので、見てる私は、あ、ここでヤラれてしまうんだな、と先に分かってしまいます。もったいない…、どうなるのかと、ハラハラできる場面だったのに、効果減、う~ん、と唸ってしまいました。あと彼女と仲良くしてる所に学校の後輩が突然やってきて、恋人同士のイイ雰囲気に水をさしてしまうんだけど、テンポが少しズレていて、ビョンホンさんのセリフの後に、彼女のセリフが2、3秒遅れて入りました。撮り直しじゃないの!? ビョンホンさんの演技が固まってしまい、「早く入ってください」、って声が聞こえた(笑)。このズレは、その後も幾つか紛れ込んでいます。アマゾンのレビューを読みましたら、原作が漫画で、当時は画期的なドラマとして受け入れられていたと書かれていました。うーん、そうなのか。

その点『生き残った者の悲しみ/(動画)』 は、(すっかりハマってる人 笑)、画の繋ぎ方が凄く上手で、何話だったかなぁ、ディディが夜、窓から下を見ると、そこにララが立っているんですよ? ドキッとしました。過去と現在が入り乱れ、同時に両方とも現在として語っている。なぜならチャミョンにとっては過去になっていないから、過去にしてはいけないという、生き残った者としての使命を背負っているからです(語る人 笑)。だからドラマ全体がテーマに向かっている。ホンが上手、演出も上手、私はもう言うことナシです。セリフが固いのは、これしょうがないと思います。日本でも学生運動を扱った作品は言葉が独特ですから、このくらい固くても、時代背景等考えれば許容範囲内じゃないでしょうか。いやむしろ、時代の空気を表しているとも言えるでしょう。

ところが、どっちのビョンホンさんが格好良く出ているかといえば、『ポリス』です、笑。
熱烈なファンではない私が見ても、それは凄く感じますね。役者さんは自分の魅力が映し出されることを望むだろうし、そのために役者になったンだ、って話も聞いたことがありますが、それで言うと『生き残った~』、ビョンホンさんにとってはビミョーな位置づけかな? 汗

純粋に作品として評価すれば、私的には『生き残った~』を評価するけれど、学校のテストのような模範解答なんて無いわけで、人それぞれ評価する場所が違って当然だと思います。よく作られた映画、ドラマだから、好きな映画、ドラマだとは限らないのだし。
たとえ著名な先生が評価しても、社会全体が良いと言っても、いや私はこっちの方が好きだ、と個人的に作品を愛することができる。映画やドラマは、みんなのもので、同時に私だけの映画、ドラマでもある。偏愛こそ映画やドラマをみる嗜み方だと思う。さまざまな嗜み方を受け入れてくれる、懐の深さ。作品って、映画やドラマって、やっぱり凄いんだよなぁ。大勢の人々と、人生を共有している。


『生き残った者の悲しみ』 イ・ビョンホン (2)

6話.彼らは飛び込んでいった/7話.彼らは投げられた/8話.彼らは世間へ/9話.彼らは羽を広げた/10話.彼らは道を進んだ

ララ、ディディ、そしてチャミョンの3人は、それぞれの道を歩み始める。
ほんの少しのズレが関係性を壊し、別々の道へと押し出したのだ。
出会いから、すれ違い、ジレンマ、持て余した情熱、まっすぐに愛せない現実、それらが1話~5話までの間に演じられていたとすれば、6話~10話までの中心は、更に発展させた(ズレが深まった)現実を前にして立ちつくす3人の姿が描かれている。

ララを待ちながら考えた
ララがいる場所と僕がいる場所 どちらが現実なのか
僕は信じていた ララも僕も現実の中で生きる若者だと
でも人に ここにいる理由を聞かれたら どう答えただろう
以前の僕は答えられた
『生き残った者の悲しみ』/6話(チャミョンのナレーション)


ララのいる場所と、僕のいる場所は、まるで別世界のようだった。
学生運動の準備のため学内に居残っていたララの後ろ、カチャカチャと、ガラス瓶の擦れる音がして、ララのいる場所の現実が、この何気ないワンシーンの中にも映されていた。あれは火炎瓶ではないのか。ごくフツーに作業している。ときに笑顔で。
そのララを待つ僕は、外が暗くなっても植え込みに腰かけて、ララのいる部屋の窓を見上げている。いまにも階段を駆け下りて来てくれるだろうと期待しながら。
どちらが現実なのかとチャミョンを悩ます。
信じられなくて。革命は闘争、闘争は破壊、力には力で対抗する。
そういう現実を生きるララが、信じられなくて。
僕のいる場所と、あまりにかけ離れていて。
それでもチャミョンは「信じていた」と言う。
でも理性では、理解していたのだ。「以前の僕は答えられた」と。
もう僕には答えられない。ララとチャミョンは、すでに別々の道を歩み始めていると。
そのことをチャミョンは知っていたのだ。


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『生き残った者の悲しみ』 イ・ビョンホン (1)

生き残った者の悲しみ パーフェクトボックス『生き残った者の悲しみ』/イ・ビョンホン(DVD)
原作(パク・イルムン) 監督(イ・ミンホン) 脚本(ホン・ヨンヒ) チャミョン(イ・ビョンホン) ララ(シン・ユンジョン) ディディ(ナ・ヒョンヒ)
1988年ソウル五輪前後、軍事政権から民主政権移行の激動の韓国。その時代を生き抜いた青年の愛と悲しみをリアルに描いた青春ドラマ。

内容の濃いドラマで、メモがたまってしまった。
1話~5話まで見たぶんの感想文を、ひとまず私なりに書いてみたいのだけれども、1.時代背景については必要以上に立ち入らない(※1)、2.私的に構成への疑惑が残り、曖昧なままに書き進めていくことになるだろうから、感想文というよりメモ的な感じになるだろうと。

【 構成の疑惑 】
現在から見て過去を語っているのか、それとも現在から、2つの過去を交えて語っているのか、ここがどうもハッキリしない。図を作成↓



素材(@WEB)

(B)じゃないかと私は見ているけれど、違うかもしれない(最後まで見れば分かる)。
どこを中心に見せたいのか、構成の取り方によって異なってくる。Aであればララに比重がかかるし、Bであればチャミョンが中心となる。それに合わせて感想文を書きたいのだけれど今のところは無理だ、笑。
いずれにしても、現在から過去を交えてナレーションを入れるという構成の取り方には間違いないだろう。最終話までナレーションが入っているのじゃないかな?(違ってたりして)



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チョ・ヒョンジェ (雑誌)

チョ・ヒョンジェさん掲載雑誌をアマゾンで購入しています。小説は古本でもいいのに、こればっかりは新品にこだわっていて、雑誌の表紙がツヤツヤと輝いていないと納得できません、笑。
発行日が新しい順に並んでいます。他にもあると思うので、また探し出して購入しましたら、逐次アップする予定です。

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『波乱万丈 ~Missキムの10億作り~』 チ・ジニ/キム・ヒョンジュ/キム・ソンリョン/パク・コニョン

波乱万丈 ~Missキムの10億作り~


目次
制作/出演者
あらすじ
感想文
DVD/その他


■制作/出演者
放送/2004年韓国SBS
演出/チャン・ギホン(「ミスターQ」「トマト」「明朗少女成功記」)
脚本/パク・ヨンソン(「同い年の家庭教師」「彼女を信じないでください」)
出演/キム・ヒョンジュ(「日差しに向かって」「商道」「ガラスの靴」「百万長者と結婚する方法」)
   チ・ジニ(「ジュリエットの男」「ソナギ」「テジャングム」「春の日」) 
   キム・ソンリョン(「イヴの花園」「ジュリエットの男」)
   パク・コニョン(「サタデーナイトフィーバー」「ダンサーの純情」)

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