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韓流ブームは去ったのか

日本版『ホテリアー』の視聴率が低迷している。このまま打ち切りなるか!? といった声までささやかれているなかで、或るサイトの掲示板に、こんな書き込みがあった。

>ヨン様をもってしても視聴率がとれないのは、もはや韓流ブームは去ったということでしょうか。悲しいです。

日本版『ホテリアー』については後で記事にする予定だが、2001年韓国MBCで放送された韓国版『ホテリアー』のリメイク作品として、ヨン様ファンのみならず、韓流に興味をしめす視聴者のほとんどが、どんなドラマに仕上がるのかと、注目して観ていたはずだ。私もまたそのうちの1人で、大いなる肩透かしをくらったわけだが、そこから飛び火して、さまざまな意見が出されることとなり、“韓流ブームは去ったのか”という掲示板への書き込みに至っている。放送前、テレビ朝日はペ・ヨンジュンさんを前面に出して宣伝し、その効果もなく、結果は低視聴率、ヨン様パワーも衰えたのか、韓流全体が終わったのかと――。

結論から先に言えば、韓流であれ何であれ、おもしろくないドラマは誰も観ないということだろう。
むしろ韓流ブームに眉をひそめる“良識人”たちの言い分が、これで間違っていたことを少なからず証明している。韓流ブームを作った仕掛け人がいて、それに乗って感動したり泣いたり笑ったりしている、愚かな視聴者たちだ、云々と、醜い言葉がこのネット上にも飛び交っていたし、韓国人俳優は見た目がダサイなどと差別的な発言さえなされているし、政治的な問題から解きほぐしてまでアンチ韓流を真実のように語る“良識人”さえいたのだ。

そのたびに私は不愉快な思いをしたが、その中身はとてもシンプルなものだった。
韓国フリークで、韓国で作られたドラマだから、好きで、おもしろいと感じて、私は観ているわけではない。おもしろいドラマであれば、なにも韓国ドラマに限ったことではなく、世界中のどこのドラマでも観てみたいものだと思っている。それがたまたま韓国ドラマだっただけの話で、ほんとうに仕掛け人がいるのかどうなのかは知らないが、たとえビジネスとして積極的に売り出した人がいたとしても、それが魅力的でなければ、そもそもビジネスとしては成り立たないだろう。すでにそこで魅力的な何かがあると判断されているわけだ。日本のお茶の間に流してやれば、何らかの反応が期待できると解釈されている。そして私たちは、その解釈のおかげで、『冬のソナタ』と出合うことになった。

これほどまでに、大きな反応を予想していたかどうかは分からない。
ともかく、ここで言えることは、おもしろい(魅力的)何かが韓国ドラマには、確実に有ったということである。この何かについてもさまざまに論じられていて、オバサンが熱狂する、純愛もの、昔の山口百恵のドラマシリーズの再演だ、それを懐かしく見ているだけだ……、etc。このことについても後で記事にしてみたいが、まずは“韓流ブームは去ったのか”どうかについて、私なりに答えてみたい。

日本のドラマにおける視聴率の低迷は、今にはじまったことではないだろう。あの“トレンディードラマ”ブームが最後ではないか? その後は当たったり、はずれたり、全体的にパッとしない。
そんななかで韓流ブームが、沸いた。
私は、ペ・ヨンジュンさんのファンではないが、彼がいたからこそ、これだけ気軽に韓国ドラマを観られる環境が整えられたのだ、その功績は、積極的に認めたい派だ。
韓国ドラマをナナメに観て、視聴者を軽く捉え、メロドラマふうに作れば視聴者は見るだろうとタカをくくった結果が日本版『ホテリアー』である。
おもしろいドラマが観たい。おもしろくなければ観ない。韓流ブームは、ブームの最初から、それだった。おもしろい韓国ドラマをお茶の間に流せば、今でもちゃんと視聴率はとれるだろう。その証拠に『チャングム』は良い結果を出している。その意味においてブームは去っていないと言える。どの国で作られたドラマなのか、あるいは、どの役者さんが出ているのか、それだけの理由でドラマを観る人は少ないと思う。日本版『ホテリアー』の低視聴率が伝えることは、韓流ブームが去ったかどうかではなく、おもしろくなければ誰も観ないという、あたりまえの結果が、そのまま出ただけのことだった。

、、、それに、韓流ブームが去ったのかどうか、あるいは、そもそも韓流ブームはあったのかどうか、好きで観ている私には、どうでもいいことなのだ…、笑。


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