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『非夢』 キム・ギドク監督/オダギリジョー

夢も現実も、じつはそれほど境目がなく、私たちはイマジネーションのなかで生きているのかも知れず、それを一方的に揺るがない現実だと思い込んでいるのかもしれない。現実にはなんだって起こり得るのだ。一見、ありえない話だとしても。その思い込みに硬直した社会へと裂け目を作り、踏み込んで行く。破壊は同時に創造する。大勢のブーイングを背にして。韓国ではそうとう叩かれている、らしい。キム・ギドク監督の次の作品は、夢を現実と信じる男と、夢遊病に悩まされる女の愛を描く。主演はオダギリジョーだ。

日本のみならず韓国でも大人気のオダギリジョーが、鬼才キム・ギドク監督の新作映画に出演することが決まった。
オダギリジョーは、キム・ギドク監督の新作『非夢』に出演することで合意したことが分かった。オダギリジョーは、今年10月に主演映画『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』のプロモーションのため来韓した際、キム・ギドク監督と新作映画について話し合ったという。
キム・ギドク監督の新作映画『非夢』は、夢を現実と信じる男と夢遊病に悩まされる女の愛を描いた作品。前作『息』(2007)では、主演に台湾の演技派俳優チャン・チェンを起用。『息』公開後、キム・ギドク監督は「海外の俳優と一緒に仕事がしたい」と語っていた。今回、インディーズ映画への思い入れのあるオダギリジョーを起用したことで、自身の言葉を実現した形となった。
オダギリジョーの相手役には、現在人気ドラマに出演中の韓国人女優が起用される予定だ。短期決戦型で撮影に臨むキム・ギドク監督のスタイルを尊重し、すでにドラマの制作陣とは調整中とのこと。
オダギリジョーは来年1月3日から韓国で『非夢』の撮影に臨む予定だ。
オダギリジョー、キム・ギドク監督の新作映画に出演決定(朝鮮日報)



本決まりかどうかは定かではないと一応断わっておいて(映画が流れるなんてよくある話)。
キム・ギドク監督について少し書いてみたいのだが…、んー、しかし、これは書きにくい。

とりあえず、↓こちらのサイト様がオススメ。
天才映画作家 キム・ギドクの世界

海外でも評価されている監督さんで、ショッキングな映像が多い。
とくに女性は観るのに難儀する。悟りの境地に達しているか、さばけた女でないと、なんと言うか反射的にゲンコツを固めてしまいそう。たとえば原付バイクに乗っていて車に追突されそうになったとき、思わずキック足が出てしまうみたいな。これは理屈じゃないなぁ。もっと深いところで反応している。

キム・ギドク監督と言えば、私はでこぼこ道を思い浮べる。
もしも私が石ころで、あなたも石ころだったら。すべての人々が石ころだったら。この世界は石ころの、でこぼこ道だ。そのでこぼこ道を上から撫でて、撫でまわして、でこぼこ具合を血が出るまで感じ入って、グリグリやり続けたら、その硬い石ころが粘土みたいに柔らかくなって1つになるかもしれない。私とあなただけでなく、社会的な地位、下の者と上の者でもいいけれど…。この世界は、でこぼこ道なのだ。それを1つにすべく、グリグリとやり続けている監督さん、というイメージがある。
北野武の映画も暴力的だと言われているけれど、こちらは殺伐とした世界を、男の哀愁に絡めて描いているけれど、キム・ギドク監督の場合は強烈に情念が噴き出してくるから、「あなたはどこの国の人ですか?」、という問いは、どこまでも付いてまわるのだと思う。韓国ドラマも映画も情が深い。その情の深め方、深める方向によって、ここまで映像を追求できる。オダギリジョーを立ててやるのだそうだ。多少、柔らかい話になるのかな。

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